美容室の次回予約の取り方|押し売りにならない声かけとトーク例

美容室でのカウンセリングの様子

美容室の次回予約は、「また来てくださいね」で終わらせず、会計前の自然な一言で決めるのがコツです。押し売りにならないトークで、再来店率は大きく変わります。

この記事では、次回予約が再来店につながる理由、断られにくい声かけの例、そして無理なく取るための手順を、現場のトーク例つきで解説します。

目次

結論:美容室の次回予約は「自然な声かけ」で決まる

お客様が「また来たい」と思っていても、次にいつ来るかは決めていないことがほとんどです。日々の忙しさの中で来店は後回しになり、気づけば足が遠のく——これが失客のよくある流れです。

この流れを止めるのが、次回予約です。帰る前に次の来店日が決まっていれば、お客様は迷わず、お店は空席を減らせます。新規客の獲得より、既存客の再来店を促すほうが手間がかからないとされ、次回予約はその要になります(出典:中小企業庁「中小企業白書」)。

大切なのは、押しつけないことです。「次も予約してください」と迫るのではなく、お客様のためになる提案として、自然に声をかける。この姿勢が、断られにくさにつながります。

美容室でのカウンセリングの様子

次回予約を取るときの3つの心得を整理します。

  1. タイミング:仕上がりに満足している施術後〜会計前に
  2. 理由づけ:次回のベストな来店時期を根拠とともに伝える
  3. 手軽さ:その場で押さえられる気軽さを示す

この3つを意識すると、売り込み感なく次回予約につなげられます。無理に取るのではなく、お客様が「そうしよう」と自然に思える流れをつくることが目標です。

断られにくい声かけのトーク例

同じ次回予約でも、言い方で受け取られ方が変わります。お客様のためになる提案として伝えるのがポイントです。

場面 トーク例
来店周期の提案 「この色味だと、次は6週間後くらいが一番きれいに保てます」
予約の後押し 「その頃のご予約、今なら取りやすいので押さえておきますか?」
迷っている時 「仮でも大丈夫です。変更もできるので、目安で入れておきましょうか」
断られた時 「またお決まりの際はいつでも。次回のおすすめ時期だけお伝えしますね」

※ トークはあくまで一例です。お客様との関係や雰囲気に合わせて、自然な言葉に置き換えてください。

効果的なのは、次回のベストな来店時期を根拠とともに伝えることです。「そろそろどうですか」ではなく、「この髪質なら〇週間後が保ちやすい」と理由を添えると、提案に説得力が生まれます。お客様も、自分のためのアドバイスとして受け取れます。

断られたときも、引き際が大切です。粘らず、次回のおすすめ時期だけを伝えて終える。その爽やかさが、かえって信頼につながります。満足度を高める接客は美容室の顧客満足度を高める方法もあわせてご覧ください。

次回予約を取る進め方(3ステップ)

次回予約は、仕組みにすると無理なく続けられます。次の3ステップで進めます。

  1. 施術後に来店時期を伝える

    仕上がりに満足しているタイミングで、次回のおすすめ時期を根拠とともに伝えます。

  2. 会計前に軽く後押しする

    「今なら取りやすい」と、その場で押さえられる気軽さを示します。迷う人には仮予約を提案します。

  3. 取れなくてもフォローする

    その場で決まらなくても、後日LINEなどで来店時期をお知らせします。接点を切らさないことが大切です。

ヘアスタイルの仕上がりイメージ

スタッフによって声かけにばらつきが出ないよう、トークの型を店で共有しておくと安定します。全員が同じ流れで自然に提案できると、店全体の再来店率が底上げされます。その場で取れなかったお客様には、LINEでの再来案内が有効です。美容室の次回予約を増やすLINE公式活用術も参考にしてください。

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次回予約を再来店につなげる工夫

次回予約は、取って終わりではありません。予約日まで気持ちが続くように、そして当日を忘れないように支えます。

次回予約チェックリスト

  • 施術後〜会計前の良いタイミングで声かけしているか
  • 来店時期を、根拠とともに伝えているか
  • 迷う人に、仮予約を提案できているか
  • 断られても、爽やかに引けているか
  • 予約日前に、リマインドの仕組みがあるか

予約日が近づいたら、リマインドの連絡があると安心です。うっかり忘れを防ぎ、無断キャンセルも減らせます。前日にひと言届くだけで、お客様も予定を思い出せます。

また、次回予約をしたお客様には、当日も「お待ちしていました」と一言添えると、予約してよかったと感じてもらえます。この積み重ねが、次もまた、という循環をつくります。再来店の全体設計は美容室のリピート率を上げる方法もご覧ください。

やってはいけない次回予約の取り方

注意:強引な勧誘や、断りにくい雰囲気での予約は避けましょう。かえって足が遠のく原因になります。再来を保証する表現や、根拠のない最上級表現も景品表示法の観点で控えます。

もっとも避けたいのは、強引に迫ることです。「次はいつにしますか」と断りにくい空気で迫ると、お客様は負担を感じ、かえって足が遠のきます。次回予約は、あくまでお客様のための提案です。

根拠のない声かけも逆効果です。「そろそろどうですか」だけでは、なぜ今なのかが伝わりません。また、断られたのに粘るのも印象を悪くします。取れたら取れたで、リマインドを怠って無断キャンセルにつながるのも避けたいところです。

よくある質問

Q. 次回予約はいつ声をかければいいですか?

仕上がりに満足している施術後から会計前が良いタイミングです。気持ちが前向きなときに、次回のおすすめ時期を伝えましょう。

Q. 押し売りに感じられないか心配です。

お客様のためになる提案として伝えれば大丈夫です。「この髪質なら〇週間後が保ちやすい」と根拠を添えると、アドバイスとして受け取ってもらえます。

Q. 断られたらどうすればいいですか?

粘らず、爽やかに引きましょう。次回のおすすめ時期だけ伝えて終えると、印象を損なわず、後日の再来につながります。

Q. 仮予約は取ってもいいですか?

迷っている人には有効です。「変更もできます」と気軽さを示せば、目安として押さえてもらいやすくなります。

Q. 次回予約後のキャンセルを防ぐには?

予約日前のリマインドが有効です。前日にひと言届くだけで、うっかり忘れや無断キャンセルを減らせます。

美容室の店内の様子

次の一手

まずは、次のお客様の施術後に、来店時期を根拠とともに伝えてみましょう。「この色味だと〇週間後がきれいに保てます」の一言から始めます。そのうえで「今なら取りやすいので押さえておきますか」と、気軽に後押しします。

美容室の次回予約は、自然な声かけで決まります。タイミング・理由づけ・手軽さを意識し、断られても爽やかに引く。予約後はリマインドで支える。焦らず、まず次の一人への一言から始めていきましょう。

常連客を手放さない工夫は美容室で常連客が離れる原因と対策もあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人

美容室オーナー・経営者向けメディア「vaulta」編集部。集客・リピート・融資・求人・DX・独立の実務情報を、一次情報を確認のうえ発信。お金に関わる記事は中小企業診断士の監修を受けています。編集責任者:ISOYAMA。

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